うずらです。
もしかしら「鯖(さば)そうめん」という言葉を初めて聞いた人もいるかも知れません。
「鯖とそうめん?!」
と感じた人もいるかもしれませんが・・・。
そうめんとサバはとてもよく合います!!
私もそうめんにサバ缶を乗せて食べたりしています。
元々、鯖そうめんは滋賀県の長浜町の郷土料理。
煮込んだ焼き鯖と濃厚な味付けで絡み合ったそうめんは絶品で
この味の虜(とりこ)になった人はわざわざ遠くからやって来ます。
琵琶湖のついで?
イイカタニキヲツケロ・・・。
今回は滋賀県長浜町名物の「鯖そうめん」が美味しいと言われるお店『翼果楼(よかろう)』の紹介をします!
- 鯖(さば)そうめんって何?
- そんな鯖そうめんが食べられる人気のお店「翼果楼(よかろう)」とは?
- 実際に鯖そうめんを食べた感想
- 良かった点、気になった点 など
鯖そうめんとはどんな料理?
鯖そうめんって郷土料理なんだよね?
滋賀県の長浜の風習が深く関わっています。
春の田植えの頃は、現代では想像できないほどの忙しさで、農家に嫁いだ娘に対して
実家の親は、娘をねぎらう形で鯖を送ったのが始まりとなっています。
そして、手軽に食べられるそうめんと一緒に食べる事で「農家の繁盛記を無事に乗り越えられるように」という親の思いが込められています。
また、長浜では「京都の祇園祭」「「高山市の高山祭」と共に長浜にも「曳山祭」があり、『日本3大山車祭』に挙げられる程の大きなお祭りがあります。
その時に来たお客に対して振舞ったのがこの「鯖そうめん」だったと言われており、現在も愛されている郷土料理のそうめんです。
翼果楼はどんなお店?
翼果楼ってなんのお店なの?
35年続いている和食のお店です。
羽柴秀吉が大名になって広がった、滋賀県の長浜町。
ノスタルジアな街並みの商店街に
この「翼果楼(よかろう)」があります。
黒壁スクエアはガラス工芸などのお店、お酒、ラーメン専門店など色々なお店があります。
また近くには浅井長政の居城であった小谷城跡があります。
良い雰囲気の街並みね。
翼果楼のお店の前です。
古い建物でとても趣のある作りと雰囲気です。
実はこのお店、テレビなどでも何度も紹介されていて、全国的にも知る人ぞ知る名店となっています。
そんなすごいお店だったんだ。
なんと、このお店はお持ち帰りもできます。
鯖そうめんのお持ち帰りはもちろん、違う長浜名物である焼鯖ずしも店内で食べられますし、お持ち帰りもできます。
家でも食べられるんだったら夕食にいいよね。
実際に「翼果楼(よかろう)」のお店に行ってきた
そんな名店のそうめんなんて贅沢じゃ!!
いや、そこは許してよ・・・。
車で来たなら、まず駐車場探しへ
まず注意する事は、「翼果楼」には駐車場がありません。
車で来られる場合は必ず駐車場に止めて下さい。
お店からすぐ近く20~30メートル離れた所に有料駐車場があるので、そこを利用するのが一番いいと思います。
料金は500円でした。
電車だったら、JR長浜駅から徒歩11分(約850m)で行けます。
路駐厳禁!!
お店に到着
もちろん、お店での撮影許可はもらっています。
お店の入口は道路側にはありません。
建物の右側から奥に入ると入口があります。
この時はちょうど運良く、スムーズに入店できますが、殆どはここからお客の長い列が出来ています。
運をここで使い果たしたな。
お店の中へ
店内に入ると色々なアンティークな置物があります。
お店の中は靴を脱ぐのですが、下駄箱がないので、帰りの際は靴の履き間違えには注意が必要です。
写真の招き猫の目線が・・。
そのまま2階へ
2階には広々としたお座敷があります。
壁の絵と詩がとても特徴的ですが、誰が描いたのかは解りません(笑)
席はお座敷しかなく、足の不自由な方は小椅子がありますのでそれを利用します。
なお、子ども用の椅子はないので注意が必要です。
写真の手前にテーブルとイスあるじゃん。
あれはオブジェだって。
屏風の絵が気になる。
そうめんの事で頭いっぱいで
目に入らなかった・・・。
色々調べてみましたが、どうやら「伊吹弥三郎」の事を書いた詩のようでした。
早速、「鯖そうめん」を注文してみた
今回注文したのは、鯖そうめんの大盛(鯖そうめん990円+大盛り390円)。
思っていたよりも大きい焼鯖とよく汁が絡まった細麺のそうめんです。
特にそうめんのツヤが凄かったのが印象的でした。
アンタ、大盛頼んだの?食いすぎだって。
鯖がけっこう大きいのに、骨は全く感じられず、がぶっとかじりついても全然大丈夫でした。
脂も乗っていて、香りもよく、鯖もとても美味しい。
程よい所で鯖身を崩して、そうめんに絡めるとさらに違った味わいになります。
艶やかな麺は甘辛い汁とよく絡み合い濃厚かつ、いくらでも食べれそうな味付けで
とても美味しかったです。
麺のコシもあり、なおかつ、温かい麺なのに全くのびる事なく、コシも十分に感じられます。
のど越しもとても良い!!
聞いてみたら、そうめんは
「三輪そうめん」を使用しているとの事で納得しました。
あ~!あの「日本5大そうめん」と言われてるやつね。
テーブルの備え付けに山椒とゆず七味がありました。
たまに少しづつ入れて味を変えるのもおすすめです。
私のおすすめは「ゆず七味」です!
山椒も鯖そうめんに合いますが、私のおすすめはやっぱり「ゆず七味」です。
柚子の香りとたまに来る「ピりッ」とした刺激はすごく食欲をそそります。
- まずは少し鯖をガブリ
- サバを少しづつほぐし麺と絡めて食べる
- 時々、薬味を少しづつ入れて味変を楽しむ
翼果楼(よかろう)の良かった点、気になった点
翼果楼で感じた事を忖度なしでお伝えします。
”忖度”ってアンタの忖度なんてどうでもいいと思うが。
良かった点 | 気になった点 |
---|---|
・三輪を使ったコシのあるそうめんで間違いなく満足できる一品 ・骨もない脂たっぷりの焼鯖も秀逸 | ・古い建物で感じるゆったり感・下駄箱がない ・時間帯によっては行列必至 | ・座敷しかなく階段もあり、足が不自由な方は少しきつい
建物は仕方ない事が多いよね。
気になった点は色々ありましたが、どれも些細なレベル。
そうめんの味は文句のつけようがなかったです。
翼果楼(よかろう)の詳細
- 【住所】滋賀県長浜市元浜町7-8
- 【営業時間】10:30~15:00
- 【定休日】月曜日(月曜日が休日ならその翌日)
- 【TEL】0749-63-3663
- 【予約】不可
- 【駐車場】無し
- 【決済】現金のみ(クレジット、電子決済不可)
※お店の都合で変更になる場合があります
最後に
今回は滋賀県の長浜町の郷土料理、鯖そうめんが有名な翼果楼の紹介をさせていただきました。
歴史を感じさせる店内と、味わい深い焼鯖、三輪そうめんを使用したコシのある細麺のそうめん
どれをとっても文句のつけようがありませんでした。
私個人としては、両親をつれて鯖そうめんを楽しんでみてはいかがでしょうか?
きっと喜んでもらえると思いますよ!
アンタはまず私を喜ばせろ!!
おまけ ~麺屋 號tetu(コテツ)~
実はこの後、まだ足らずラーメンを食べに行きました。
だから「食いすぎ」って言ってるやろーが!!
そうめんの大盛りを食べたのにも関わらず
まだ物足りない感じだったので
近くのラーメン屋さんにも行って来ました。
フラッと寄った店がまさかの激ウマだったのでご紹介します!
「翼果楼」のお店から歩いて5分ほどの所にある
「麺屋 號tetu(コテツ)」です。
濃厚な鶏白スープとストレート麺で
スープとの相性は抜群!
トッピングの鶏肉も必食です!
~注文したもの~
濃厚鶏SOBA(大)全部乗せ
1550円
アンタ、メタボまっしぐらだって!てかメタボだわ!!